最近なにかと話題になっている西野 亮廣さん。
「えんとつ町のプペル」は25万部を突破したそうだ。
気になってWebで無料公開されているのを見てみたんだけど圧巻の一言。
あれは絵本買って読みたくなるし、手元に置いておきたいって思うわけだ。
実際に買っちゃったし 笑
まんまとしてやられた感じ。
まだ見てない人は見たほうがいいよ。
そこで、もうちょい深掘って西野さんのことを知ってみようと思ったんで、同氏が出しているビジネス書「魔法のコンパス」も買ってみた。
その感想をこの記事に書いてみる。
ナニコレ読みやすっ!
これが最初に抱いた感想。
読書は好きなんで常日頃から本は読んでるんだけど、ここまで読みやすい本は久しぶりだなぁと。
なんなんだろうな、このスムーズに読める感覚は。
少し考えてみた結論はこう。
行間じゃないかって。
もちろん内容も面白くてグイグイ引き込まれたんだけど、この読みやすさは他の見えないところに仕掛けがあるんじゃないかって。
まぁ、実際に行間は見えているから、「読者に意識させない仕掛け」が正確かな。
西野さんのことだ。
きっと他にもいろんな仕掛けがあるんじゃないかって思いながら読んでしまう。
もしかしたら文字間にも秘密があるんじゃないかとか、そもそもKindleで配信していない理由は何なんだろうかとか。
そんなことを考えながら読んでいたら、アッという間に読了。
「あぁ、もっと読みてぇな。」
って思った。ほんとに。
魔法のコンパスで個人的に刺さったところ
「向かい風も追い風」という感覚は常に持っておいたほうがいいと思う。それだけで、自分がどこに力を入れたらよいか、が明確になってくる。
お金は「信用の一部を数値化したもの」
社会に出れば「アソコはアイツに任せるから、あなたはココを頑張ってね」という分業制で回るから、弱点は他人に補ってもらえばよくて、弱点を克服する必要はないというのが僕の考え
今、SNSは拡散装置ではなく、個人と個人を繋げるツールであり、1万人に向けて網をかけるよりも、1対1を1万回したほうが効率が良い
「俺がここまでやってるのに、アイツらは、なんでもっと頑張ってくれないんだ!」みたいな時は、スタッフのケツを叩く前に、スタッフの作品になっているかどうかを疑うとイイ。
お客さんがお金を払う理由(=価値)は「距離」にあるという話
どれも社会に出てから役立つものだったり、学校では教えてくれないことばかり。
こういう実体験にもとづく見解は、説得力があるからスッと入ってくるよね。
さいごに
この本を読み進めていくにあたって、「4章(最終章)」から「おわりに」というエピローグ的なページに移ったとき違和感を感じた。
何度も「4章」と「おわりに」を行ったり来たりしてたら気づいたんだけど、「おわりに」の文章はフォントサイズが下がってるんだよね。
ただ、そこにどんな意図があるかまでは分からずじまい。
悔しい。
あと、最後の一文はいらないじゃないかなと思った。
あれが無いほうが潔く終えられたんじゃないかなぁと。
勝手な推測だけど。
そんなこんなで西野さんにどっぷりハマっちゃってる自分がいます。
クリエイティブなことやってる人って単純に魅力的なんだよね。
これからもどんなことをしでかしてくれるのか、楽しみに待ってます。
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