騙されたと思って一度は読んでみて!貴志祐介のおすすめ小説ベスト5!

気づいたら1年の三分の一が終わろうとしていて驚きを隠せません。こんにちは@パパきんめです。

学生のころ部活ばかりやってて全くといっていいほど勉強ができなかったんですが、なぜだか小説だけは好きで読んでました。なかでも貴志祐介さんの本は大好きで、周りの友達にもそのおもしろさを布教していたぐらいです。いやー、分かる人には分かると思うんですが、あの小説内に何度か出てくる性描写がいいんですよねー。ドキドキしながら読んだことはいまでも覚えてます。そんな貴志祐介ファンのぼくが独断と偏見で選ぶ貴志祐介ベスト5をランキング形式でご紹介します!

さぁ、いくで!

5位 悪の教典

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出典:http://www.amazon.co.jp/

あらすじ

不良生徒、モンスターペアレント、学校裏サイト、集団カンニング、淫行教師など数々の問題を抱える東京都町田市の私立晨光学院町田高校(実写版では晨光学院高校)に勤める蓮実聖司は、有能で人気者だが、裏では自分に都合の悪い人間を次々と殺害していくサイコキラーであり、一部の生徒や教師から疑われ始めていた。また、蓮実は自分を疑った者や邪魔に思った者を秘密裏に抹殺していた。
修学旅行が終わり、それぞれの生徒が文化祭の準備に勤しんでいた頃、蓮実は邪魔になった女子生徒を自殺にみせかけて始末しようとするが、手順が狂い殺人の嫌疑が掛かりそうになる。蓮実はそれを隠蔽するため、出し物の準備のため校舎に泊り込んでいた担任クラスの生徒全員を、同僚教師の仕業に見せかけて散弾銃で皆殺しにする決意をする。こうして一夜の血塗れの大惨劇が始まった。

伊藤英明が主演の映画が話題にもなった悪の教典ですが、映画でしか見たことがない方はぜひ小説を読んでみることをおすすめします。

4位 黒い家

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出典:http://blogs.yahoo.co.jp/

あらすじ

大手生命保険会社「昭和生命」の京都支社で保険金の査定業務を担当する主人公・若槻慎二は、保険加入者である菰田重徳からの呼び出しにより菰田家を訪問するが、そこで菰田家の子供(妻の連れ子)が首を吊った状態で死亡しているのを発見してしまう。
事件の疑いが濃厚な事案であったことに加え、菰田家には以前にも自傷とも疑われる不可解な保険金請求があったことから、昭和生命は保険金の支払いを保留していたが、重徳は執拗に支払いを求める。疑念を抱いた若槻は、一連の事件の首謀者を重徳と推測し、妻の幸子宛に注意を促す匿名の手紙を送ってしまう。
そこから、若槻自身とその周囲の生命が脅かされる、恐怖の日々が始まった。まず、若槻の恋人である恵が勤務する大学の研究室の心理学助教授、金石がプロファイリングによって菰田夫妻はサイコパスだと判断を下した矢先に、金石が惨殺された。

ぼくが小説にハマるきっかけとなった作品。初めて読んだのは高校生のときだったんで、序盤はチンプンカンプンでした。ただ、終盤のハラハラする展開はさすが貴志祐介と言わざるを得ないもので、こんな本を人間が書けるんだ…と驚きと恐怖で変な気持ちになったのを覚えています。

3位 新世界より

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出典:http://si.jpn.org/

あらすじ

1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けていた。注連縄に囲まれた自然豊かな集落「神栖66町」では、人々はバケネズミと呼ばれる生物を使役し、平和な生活を送っていた。その町に生まれた12歳の少女・渡辺早季は、同級生たちと町の外へ出かけ、先史文明が遺した図書館の自走型端末「ミノシロモドキ」と出会う。そこから彼女たちは、1000年前の文明が崩壊した理由と、現在に至るまでの歴史を知ってしまう。禁断の知識を得て、早季たちを取り巻く仮初めの平和は少しずつ歪んでいく。

この作品は文庫で読みました。作中に出てくる「神栖」とか実際にある土地なので、ファンタジーなんだけどリアリティがあっておもしろいです。漫画化やアニメ化もされてるので、こちらもおすすめ。

2位 青の炎

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出典:http://www.amazon.co.jp/

あらすじ

湘南に住む櫛森秀一は名門高校に通う優等生。ある日、10年前に母と離婚した養父、曾根が現れた。横暴な曾根から家族を守るため、秀一は法的手段に訴えたが、大人の社会の仕組みは、秀一のささやかな幸せを返してはくれなかった。母親の体のみならず妹にまで手を出そうとする曾根に、ついに秀一の怒りは臨界点に達する。
激しい怒りは、静かな激怒へ変わり青い炎が、秀一の心に燈った。自らの手で曽根を殺害することを決心した秀一は、完全犯罪を計画する。

嵐の二宮くんと松浦亜弥ちゃんが出演している映画が有名な作品。ただ、この作品も小説を読んでこそ良さがわかります。ラストの描写が切なくて読了後の喪失感ハンパないです。

1位 クリムゾンの迷宮

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出典:http://www.amazon.co.jp/

あらすじ

藤木芳彦は、この世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが覆っている。ここはどこなんだ? 傍らに置かれた携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された……」

青の炎と迷ったんですが、1位はこのクリムゾンの迷宮。男性の方に読んでもらいたい作品です。ゲームの要素というかRPGが好きな人なんかはのめり込んでしまうと思いますよ。


いかがでしたか。

貴志祐介の本って、まわりの雑音とか気にならなくなるぐらい没頭して読める感じがいいんですよねー。ゾーンに入るっていうのかな。小説好きだけどまだ読んだことがない人は一度読んでみてくださいね。

あ、それと貴志祐介って角野卓造に似てるよね。

以上。@パパきんめでした。

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